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アロマテラピーの歴史  紀元前3000年頃からあった!?

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日本ではここ20年くらい前にアロマテラピーという言葉が知られるようになりましたが、植物の有効成分を利用するやり方は、ずっと昔からあったようです。

 

では、どのような流れでアロマテラピーが誕生し、育まれていったのでしょうか。

 

紀元前3000年頃、古代文明が起こったエジプトでは、ミイラづくりの際、フランキンセンスやミルラなど防腐効果のある植物を用い、宗教儀式でも香りをたく習慣がすでにありました。

 

クレオパトラがバラの花を入浴や香水に使ったという話もとても有名です。

 

新約聖書のキリストの誕生物語の中では、東方の三賢人がイエス誕生の馬屋で黄金と一緒にフランキンセンスとミルラを捧げたという記述も残っています。

 

 

ローマ時代になると、50~70年頃に活躍したディオスコリデスという医師が、薬物を研究し600種もの植物を収載した「マテリア・メディカ(薬物誌)」を発表。

 

また博物誌家であったブリニウスも77年、大自然の生態を記した「博物誌」を記し、この作品は今も読み継がれ、植物が医療にとって大切な存在であったことを示しています。

 

11世紀初頭、精油の蒸留法を確立して治療に応用し、現在のアロマテラピーの原型を築いたのがイブン・シーナという哲学者です。
彼が書いた医学書「医学典範(カノン)」は17世紀頃まで西欧の医科大学の教科書に使われたほどの古典です。

中世ヨーロッパでは教会や修道院を中心に薬草医学が発達。
また十字軍の遠征によって、多くの人々が東西を行きかい、ハーブや薬草、アラビアの医学や精油蒸留法などがヨーロッパに伝えられました。

 

可憐なカモミール

 

この頃の出来事として「ハンガリー王妃の水」という興味深いエピソードがあります。
手足が痛む病気を患った王妃が、ローズマリーを含んだ痛み止め薬を使用したところ、症状が良くなっただけでなく、70歳を超えた王妃に隣国の王子が求婚したそうです。
それからこの薬は「若返りの水」と呼ばれ、その効能が語り継がれています。
これらの時代を経て、16世紀になると歴史的なハーバリスト(薬草を使って治療を行う人)たちが活躍するようになり、さらに植物学や医学は発展していきます。

 

1931年頃、フランス人の化学者ルネ・モーリス・ガットフォセによって、アロマテラピーという言葉が生み出されました。

 

彼が実験中の事故でやけどを負ってしまい、とっさに目の前にあったれベンダーの精油をかけたところ、みるみる回復したそうです。
その体験をもとに、「アロマテラピー」という言葉を造語したのです。

アロマテラピーという言葉が生まれると、精油はどんどん応用されていきました。
フランス軍医であったジャン・バルネ博士は1964年「Aromatherapie」を発表。
軍医として、負傷者たちに精油を使った治療をして大きな成果を出し、この書物でその精油の効能を広く伝えました。
マルグリット・モーリーが精油をキャリアオイルに希釈して(薄めて)マッサージするという方法を示し、健康と美容について新しい考えを提唱しました。
1961年に「最もたいせつなもの…若さ”the Secret of Life and Youth”」を出版し、これが英国におけるホリスティックアロマテラピーのきっかけとなりました。
その後、シャーリー・プライスやロバート・ティスランドなどがアロマテラピースクールを開校し、多くの専門家を輩出しました。

 

 

 

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