固有感覚とは 固有感覚を育てるには 運動能力が低い原因は 前庭感覚・固有感覚の鍛え直し 

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固有感覚とは?赤ちゃんの時から大切なのは?

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固有感覚とは、頭に対して体や手足がどういう位置関係にあり、どのような動きをしているかを知る感覚です。

 

体や手足の筋肉の伸張、収縮の具合、関節の曲がり方、伸び方、腱の状態などに関する感覚です。

 

この感覚がうまく育っていない子供の動作はぎこちなく、緩慢です。
手に持たせたお菓子がなかなか口まで持って行けなくて、つい微笑んでしまいます。

 

ボタンをかけたり、ポケットの中から何かを探って取り出しこともとても難しいでしょう。

 

固有感覚を育てるには、赤ちゃんの時から手足の曲げ伸ばしをよくさせ、手押し車をさせ、棒にぶら下がらせる、ハンドルを回す、荷物を持って歩かせる、走らせる、四つ這いに這わせる、ジャンプする、かがむ、背伸びするなど、手足をしっかり動かして運動させることが大切だといわれます。

 

 

感覚と運動ではどちらが先でしょう。
人間は外部からの刺激をまず感覚器を通して入力されます。

 

そうして、入力された刺激は脳の後頭葉にある感覚領に伝わって認識され、運動領に伝えられ、手足や体の運動となって出力されます。

 

子どもの運動能力が低い、体が動かないという場合、大切なのは出力に問題があるのではなく、入力に問題があることを知ることです。

 

それはちょうど水が出ないからといっていくら水道の蛇口をひねっても、止水口(水の入口)を開けなければ、水が流れてこないのと同様です。

 

つまり、小さな頃、固有感覚や前庭感覚(平衡感覚とも言われ様々な感覚から送られる情報を統合します)をしっかり鍛えなければ、運動の能力(出力)が悪くなるということです。

 

子どもの運動の能力が低いということは、幼児の頃の前庭感覚、固有感覚の育て方が悪かったことを意味します。

 

かけっこ

 

走るのが生まれつき遅いという子はいないのです。一番ビリになる子でも、前庭感覚固有感覚の鍛え直しで一番になる子に変身できるのです。

 

100Mを一緒に走って一番になる子とビリになる子の違いは何でしょう。
一番の子は走る歩幅が広く、膝も高く上がっているのです。

 

平成9年頃放送されたNHK「ためしてガッテン」では、速い子、遅い子の走る姿をビデオに撮り、コンピュータで分析し、次のような分析結果を出していました。

 

走ったのは小学5年生。
一番遅い子の歩幅は1.31m。一歩の速さ0.25秒。
一番速い子の歩幅は1・49m。一歩の速さ0.27秒。
二人の足を運ぶ回数は遅い子は76回、速い子は67回でもうゴールに飛び込んでいるのです。

 

テレビでは足を高く上げ、歩幅を広くする特訓を10日間した結果、今までいつもビリだった子が一番になりました。

 

前庭感覚、固有感覚の鍛え直しで、可能性は広がるのですね。

 

参考:NHK「ためしてガッテン!」「ストレッチマンV」

 

 

 

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