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子どもの自閉スペクトラム症とは 相談窓口は?

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保育園や幼稚園でも、最近では「発達障害について」の講演や勉強会が開かれたり、耳にする機会が増えているように思います。

 

さらに小学校に入学すると、ひとクラスに必ずといっていい程 一人か二人は、じっと座っていられない生徒やキョロキョロそわそわとしている生徒がいるといわれます。

 

日本ではここ10年ほどでようやく認知された、自閉スペクトラム症(ASD)やADHD(注意欠如多動症)などの発達障害ですが、発達障害がある人はそれ以前からいたと思われます。
昔は近所の友達や大人と接することが多く、そこは傷つきながらも順応するための“道場”だったのですが、いまはパソコンやゲームでひとりで遊んだり、お母さんとの“密室”にこもってしまったりする子どもが多い。
だから発達障害が顕著な子が目立つようになったともいえるんです。
和久田学

 

 

いつもひとりでポツンとしていたり、イザコザばかりを起こしていたり――「まわりの子どもたちと上手になじめていないような」と不安な人も多いのでは?

 

発達障害の主な特徴について小児発達学博士で大阪大学大学院特任講師の和久田学先生の解説を紹介します。

 

★自閉スペクトラム症(自閉症スペクトラム)

つい最近までは「アスペルガー症候群」や「広汎性発達障害」などと呼ばれていたもので、社会性、コミュニケーションの障害と、行動や興味に偏りがあるといわれています。
いわゆる“暗黙の了解がわからない”、“空気が読めない”という特徴があります。
たとえば「喉が渇いた」と言う相手の本心が「何かを飲みたい」ということなのを理解できなかったりします。
また、行動に変更が利かない、細部に必要以上にこだわり、物事の全体像が見えないといった特徴もみられます。

 

ボディペイントを楽しむ少女

 

★ADHD(エーディーエイチディー)

「注意欠如多動症」といい、落ち着きがなく、よく考えずに行動する「衝動性」や「多動性」「不注意」などの特徴があります。

 

衝動性とは、たとえばボールが転がってきたら、4~5歳にもなれば、取りに来た人のほうに返そうと考えることができますが、ADHDの子どもの場合は、ボールをすぐに蹴ってしまったりします。

 

ゆっくり考えればわかることなのに、その前に行動してしまうので危険を伴う場合もありますが、専門医に相談したうえでの投薬治療が可能です。

 

★どのように付き合っていくか?

発達障害の子どもには、どのように対処していくのが有効なのでしょうか?
和久田先生は、“発達障害もひとつの個性”と語ります。

 

「もし、『うちの子は発達障害かも』と思っても、『なんでそんな当たり前のことができないの!?』と無理に叱ったりしないでください。
それはお子さんにも大きなストレスになってしまいます。発達障害は“ひとつの個性”として考えられます。研究が進んでいて対処法もあるので、過剰に心配することはありません。」

 

まずは「発達障害情報・支援センター」のHPなどで調べて、各地域の支援センターなど、公的機関に個別相談することから始まります。

 

自閉スペクトラム症をはじめ発達障害の疑いを持ったときに相談する専門医は、小児精神科・神経科・児童精神科になります。
大学病院などでは「発達外来」が設置されているところもあります。

 

子どもの発達科学研究所 アスペルガー症候群の特徴より

 

 

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