シュルツの自律訓練法とは じりつくんれんほう autogenic training やり方 自己催眠法 治療技法  ストレス緩和 心身症 神経症 自律訓練法 催眠状態 精神療法 

暮らしのエッセンス

自律訓練法をスポーツや学習に応用してみる

読了までの目安時間:約 5分

スポンサードリンク

催眠法の効果に目をつけた医師の一人に、ドイツのシュルツ博士がいます。

 

博士は催眠状態になっている人々の状況をつぶさに調べ、次の六つの状態が共通項としてあるのを発見しました。

 

①手足が重い。②手足が暖かい。③心臓が規則正しく鼓動している。④呼吸は静か。⑤お腹が暖かい。⑥額が涼しい。

 

博士はそこでこの六つの状態を作り出せば催眠と同じ状態が作り出せるのではないかと考えて、それを六つの公式にまとめた自律訓練法というのを編み出しました。

 

実際にやってみると、催眠と同じように非常に効果があることが分かり、今では全世界的にこの訓練法が心のコントロール法として使われています。

 

自律訓練法は次のように行われます。

 

まず目を閉じてゆっくり呼吸を繰り返しましょう。
それから手足に意識を持って行き、手足が重いと自己暗示しましょう。
すると本当に重たく感じます。

 

続いてその手足が暖かくなると自己暗示しましょう。すると実際に暖かくなってくるのを感じます。

 

次は心臓に意識を持って行き、心臓がゆったりと力強く鼓動している。
気持ちが落ち着いてラクな気分だと自己暗示します。すると実際に心身がゆったり落ち着いているのを感じます。

 

続いては、自分の呼吸に意識を持って行きましょう。
呼吸が楽だ。ゆったりと呼吸している。気持ちが落ち着いて心も体もリラックスしている。と自己暗示します。

 

続いて下腹に意識を移しましょう。
下腹が暖かい。砂浜に寝転んで暖かい日差しをお腹に感じている。そういうイメージをしましょう。
すると本当にお腹の中が暖かいのを感じます。

 

続いて、そよそよ~っとそよ風が吹いてきて、額に涼しくそのそよ風を感ずるというイメージをしましょう。

額が涼しい。と自己暗示をして、実際に額にそのような感じをつかむことができたら、それが最後の仕上げです。

 

自己訓練法は非常に効果の高い心身のトレーニング法です。
スポーツマンがこのトレーニング法を取り入れると、心身のリラックスが上手になり、勝利している姿を上手にイメージできるようになると、実際にその通りに勝利するという現実が起こるようになります。

 

学習に取り入れると、これまでテストで良い点が取れなかった人が、急に良い点を取るようになるという例がたくさん見られるようになります。

 

サイモントン療法、イメージ療法
催眠法は普通イメージトレーニングとして知られています。
自律訓練法もイメージトレーニングもその本質や導き方は催眠法と少しも変わりません。

 

サイモントン療法というのがあります。
これはテキサス州、フォートワースにあるサイモントン・がん治療センターのサイモントン院長が、ある時61歳のトムというがん患者に催眠法を利用して、患者に自分の喉頭がんが強力な白血球によってどんどん食い尽くされていくイメージをさせて、それを2ヶ月で全治させたことにその治療法の端を発します。

 

良いイメージで成功

 

イメージには古来がんを治す強力な働きがあり、医学上の治療ツールとして用いられていたものです。

 

催眠法はこのように古代から治療法として用いられていたのと同様に、人間の潜在能力を開発する道具としても広く利用されていたものです。

 

ヨガや神道や仏教などで見られる能力開発法には、すべて催眠法の原理が使われています。

 

新しくはイメージトレーニング法、メンタルトレーニング法として近代的に名を変え、方法を多少アレンジして使われていますが、それらはすべて催眠法です。

 

催眠法は人間の潜在能力を引き出す、あるいは右脳を活性化する優れた方法なのです。

 

 

タグ :      

子育てに少し役立つ話

この記事に関連する記事一覧

おすすめの電気自動車