獅子舞の獅子はライオンではない 獅子舞の起源 獅子のモデルは 獅子舞の獅子は想像の動物 

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獅子舞の獅子はライオンではない…こともない

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「獅子舞(ししまい)」とは、日本各地で、正月やお祭の時に行われる、獅子頭を頭にかぶって舞う民俗芸能の事です。

 

日本全国地方によって様々ですが、主にお正月などの縁起の良い日に行われます。

疫病退治・悪魔払いをするものとして大衆に広く信じられています。

 

「獅子舞の獅子はライオンではなく、基本的には想像上の動物です」とする説が有力のようですが、実はそうでもないようです ♪

 

 

 

獅子舞の起源は、インド地方と言われています。
インド地方の遊牧民や農耕民の信仰で神として崇められていたライオンを偶像化させた獅子舞が生まれ、宗教行事の一つになったことが始まりと考えられています。

 

その後、チベット、中国、東南アジアへ伝わりました。
日本へは、中国経由、中国本土→朝鮮半島経由、東南アジア→台湾→琉球経由の三つのルートに分かれて伝えれられました。

この獅子は頭側部両側や頸部、尾を火索状に渦巻く多量の毛で覆い、胴体,四肢に数個の文様を散らした特異な形状容姿で伝わりました。

 

こうした概念や形状を最初に日本にもたらしたのは 9 世紀渡来の密教両界曼荼羅図であると考えられています。
円仁の持ち帰った曼荼羅図には大日如来の禽獣座 (乗物) として唐獅子の姿がはっきり描かれていました。

 

このころから急速に発達した日本の密教美術は、諸如来、諸菩醍とともに、この仏法護持の神獣〈唐獅子〉を図像的に確実に定着させていきました。
なんとなくこの頃には、ライオンから遠ざかって別物になってきているようですね!

 

金色の獅子に噛まれる子ども

 

平安時代、仏教が国教化し、神仏が習合される思想の中で、清涼殿の天子玉座の帳台御前の左右に〈獅子形〉 (唐獅子木像または鋳像) を配する慣例が成立しました。

 

この段階では,唐獅子は仏法のみならず、邪悪なものを退け、国家鎮護を祈念する形代として呪術的な機能が賦与されていたわけで、これを〈ししこまいぬ (狛犬) 〉とも呼びました。
ついに犬ほどに小さくコンパクトになっちゃったわけですね。ちっとも怖くないし、庶民の目線にきたように感じます。

 

仏寺や神社の門前の左右に狛犬を配する風習もこれにかかわりがあります。

 

日本では、16世紀の初め、室町時代(1338年~1573年ごろ)に伊勢の国(現在の三重県)で飢饉や疫病を追い払うため、お正月に獅子舞を舞ったのが始まりといわれています。

 

さあ、皆さんはどう思われますか?ライオン派?想像の動物派?

 

参考:日本文化いろは辞典

 

 

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