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『立志式』 『立春式』全国に広まるきっかけは愛媛県の『少年式』!?

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奈良時代の元服の儀にちなんで(数え年の)十五歳を祝う行事として近年 中学校の行事として広まりを見せる『立志式』ですが、中学校の行事としていつごろから全国に広まっていったのでしょうか。

 

全国的には 志(ココロザシ)を立てるという意味から『立志式』や、立春のころに行われることから『立春式』と呼ばれているところがほとんどのようですが、唯一愛媛県では、『少年式』という呼び名で行われています。
元服の儀からきているのは同じですが、そこには 県民運動が深くかかわっていたことを知っている人は そう多くないと思います。

 

愛媛県だけの、大人になる儀式「少年式」の秘密

 

2月4日は「少年の日」。  14歳となった者が、立志、自覚、健康を願う日で、「少年式」なるものが各地で開催されます。

 

十余四歳 立春の晨(あした)

限り無きの祝詞 此の身に及ぶ

何ぞ立てざらんや 人間第一の志

梅花霜を凌ぎて 精神を薫す

如月の 梅咲くあした 少年の

よろこびにあり 志立つ

 

上記の詩は、少年式に寄せて竹葉秀雄先生が贈られたものです。

少年式は、昭和39年2月から愛媛県の中学校で始められました。

 

『「少年の日」誕生の歩み』

 

「昭和39年、日本児童文芸家協会が提唱した「14歳立春式」に賛同した愛媛県社会福祉協議会会長、戒田敬之氏の提唱により、県民運動の一環として「少年の日」の実施計画に着手。
愛媛県社会福祉協議会が主唱し、愛媛県、愛媛県教育委員会、愛媛県警察本部が後援となり、「少年の日」の実施要網を作成。
自覚・立志・健康を目標とし、毎年「立春の日」を「少年の日」と決定。
全郡市町村社会福祉協議会あてに実施要網を送付し、県民運動として発足。第12回愛媛県社会福祉大会において、「少年の日」を実践申し合せとして決議し、以降県下全中学校において少年の日に「少年式」が行なわれるようになった。

 

(昭和46年愛媛県青少年育成協議会発行「愛媛の少年たち」より抜粋。)

 

次世代を担う若者たちへ寄せる期待と応援、暖かい眼差し(まなざし)は、奈良の時代も昭和の時代も、そして現代においても変わらないようです。

 

 

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